☆言葉のない会話
07-台本・型・人間国宝
激しいものがあったり、
悲しいものがあったり、美しいものがあったり・・・
そういうことの共通言語で話が進んでいったりするんだろうね。
できるとすごいよねー。
ただ、我々がやっているのっていうのは
基本的には「様式美」なので
「台本」があるんだよね。
それはシェイクスピアだし
モリエールだし
歌舞伎十八番だし
・・・
バッハの書いた楽譜なんだよね。
それをどういう風に、形の中で美しくできるかっていう・・・
前も言ったように
お能で、同じ型でやってるのに
「人間国宝」と、そうでない役者がいるのと同じで(笑)
同じ型なんだよ!?
そうですよねー・・・何の違いなんだろう・・・
同じ型でやってて、
片方「人間国宝」と言われるのと、そうでないというのがあるとしても
その「人間国宝」は、
出てきただけで、うわー・・・っと圧倒するものがある
っていう事は確かなんだね。
ものすごいオーラをしょってて・・・
そういうもので人をすでに魅了してしまって・・・
それは音楽も一緒で、
同じ楽譜を使ってても
演奏者次第でおもしろくもつまらなくもなって・・・
・・・・・
それって・・・
最近の子供たちのクラシック離れの原因にも通じるんでしょうか・・・。
クラシック離れの原因とは??
<< その8へつづく>>
- marais
- 2007年04月24日 17:28
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