☆言葉のない会話
08-クラシック離れの原因とは
同じ楽譜を使ってても
演奏者次第でおもしろくもつまらなくもなって・・・
・・・・・
それって・・・
最近の子供たちのクラシック離れの原因にも通じるんでしょうか・・・。
そう。
同じ台本やっていて
ひきつけられる芝居をやる人と、
人を飽きさせる芝居をする人とがいるとすれば
それはもう、徹底してここ何世代にも渡って、
演奏家たちがそうやり続けてきた結果でしょ?
だって子供たちは先入観なしで聴いているはずだから。
直感的かもしれない。
ぱっと聴いた瞬間に「あー、それやだ」とか(笑)
その、子供たちが
クラシックの演奏が、誰が弾いてもつまらなない
と思ったらまずいよね。
分かりやすい音楽が、彼らにとって分かりやすいかっていったら
そうじゃないからね。
そうすると、
ツェルニーみたいなのがわかりやすいのか?っていう話でしょ?
みんなそうやってツェルニーを教えてきたもんだから
ツェルニーなんてつまらない曲だと思っていて
クレメンティがそうだったり、
それはホロヴィッツが何十年も前に
初めてクレメンティだけで曲集を出したときに、みんな
「あぁ、こんないい曲だったんだ・・・」って思ったんだよ(笑)
<< その9へつづく>>
- marais
- 2007年04月23日 13:26
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