イタリアバロック声楽の世界
SECONDA PRATICA V
公開講座
2001年 3月 20日(祝) 11:00~21:00
セシルスタジオ 245-0063 神奈川県横浜市戸塚区原宿5-44-1
会費 \15,000-
講師 声楽 宇田川貞夫
通奏低音(チェンバロ) 大塚直哉
講座のテーマ
CACCINI, MONTEVERDI, d'INDIA FRESCOBALDI などをセコンダ・プラティカの方法論で歌います。
通奏低音に声楽の要求に答えるということの方法を実践指導します。
テーマは二つ。モンテヴェルディとカッチーニです。
1.セコンダプラティカ
1605年 マドリガル集第5巻でモンテヴェルディが提唱したセコンダプラティカ。これは彼が生涯計画していた著作です。「メロディーあるいはセコンダ・プラティカ」で取り上げられるはずだった彼の新しい音楽の表現のしかたを実践してゆきます。
i.言葉を音楽に付けてゆく「デクラマシオン」、レシタティヴォ様式を実際に歌いながら演奏を交えて行います。
ii.ハーモニーでは、通奏低音上の非和声音-和声音の関係を歌詞と関連づけを行いながら、演奏を実践します。
iii.リズム的側面では当時の低音主題(チャコーナ、パッサカリア、など)のリズム的な側面を中心に演奏します。
2.カッチーニの「Le Nouve Musicke 1602 序文」をめぐって
当時の歌唱法のバイブルと言われている「Le Nouve Musicke 1602 序文」に書かれている装飾法を実際に歌ってみます。
講座で使用する資料
各自ご用意ください。お持ちでない方はその旨ご連絡ください。
G. Caccini: Le Nouve Musicke 1602
G. Caccini: Le Nouve Musicke 1602 Hitchkock版 1970
Berhnhard : Von der Singe-Kunst oder Manier 音楽学 1977
お申し込み方法
下記の必要項目を便箋などにお書きになって受講料15,000を添えてセシルスタジオ宛へ現金書留でご郵送ください。
・氏名・年齢・職業
・郵便番号・住所・電話番号・FAX番号(あるかたのみ)・メールアドレス
・音楽歴
・受講曲目 第1希望 第2希望
・伴奏者の有り無し
- 2001年03月01日12:57
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