セシルレコード

雑記帖

演奏会場をそのままにCDへプレス

セシルレコードは1996年に米良美一さんのデビューCDを世に送り出して以来、古楽の優れた演奏家の演奏を中心にした各CDは、高い評価を受けております。録音は演奏会の雰囲気をできるだけ再現するように努め、ワンポイントマイクを使用し、可能な限り少ないテイク数で録音しています。また、ミキサー卓を省き可能な限りダイレクトプレスを行っております。

セシルレコードのラインナップは右のカラムに発売中のものを表示してあります。お好みのものをクリックしてください。


セシルレコード設立事始め

私がセシルレコードの最初のCDを作ろうと思ったきっかけは、米良君との出会いからでした。

関東学院大学で音響振動学を専攻した私は、以前からテープを使わない、自分の音響を実現できるようなCDの作成が何とかできないものかと思っていました。1995年当時私のところに歌のレッスンにきていた米良君の声を聴くにつけ、「これはいける」と実感したというわけです。

最初の録音を経て、私はテープを介すことの無いダイレクトプレスを行いました。95年当時はちょうどCD-Rが登場し始めた頃で、早速導入しました。マスターから直接CD-Rを焼き、これをプレス会社に持参し、初めてのセシルレコードとなったわけです。

その後、米良君はご存知のとおり世界を舞台に活躍する、日本を代表する歌手となりました。セシルレコードのようなインディーズのCDとしては米良君の歌ったCD"Lamento d'Arianna"は破格の売上を記録し、現在も売れつづけています。

セシルレコードの第1弾が声楽となりましたが、これに私は"SECONDA PRATICA"シリーズと名づけました。「音楽は、まず言葉、次にリズム、そして最後に調」というプラトンの言葉から得たシリーズ名です。声楽は音楽の花ですが、また一方器楽曲には器楽曲の楽しみと音響の面白さがあります。そこで、器楽曲のシリーズもやっていくことにしました。

おかげさまで、現在12タイトルのCDをリリースしています。現在もさらに新しいCDの準備をいくつか進めています。これからも最初のCDがプレスから上がってきたときの気持ちを忘れずに、セシルレコードを続けて行きます。

  • 2005年07月06日13:06


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