中村　忠

中村　忠

1960年大分県生まれ。中学生の頃からフルートを始め、後に斉藤賀雄氏に師事。高校生の時、オリジナル楽器によるバロック音楽の演奏に惹かれ、1978年よりフラウト・トラヴェルソを有田正広氏に師事。翌年、桐朋学園大学古楽器科に入学。有田氏のほか、アンサンブルを鍋島元子、花岡和生、本間正史の各氏に師事。在学中にはF．ブリュッヘン氏の指導も受ける。1983年、同校卒業。1984年、同研究科修了。

卒業後はソロ、室内楽を中心に、積極的な活動を展開している。オーケストラの分野でも「東京バッハ・モーツァルト・オーケストラ」や「バッハ・コレギウム・ジャパン」「ザ・バロック・バンド」「レストロ・アルモニコ」などに参加している。札幌古楽の夏音楽祭等、講習会の講師を勤めている。1987年、ブルージュ国際古楽コンクールに入選。

CD

C.Ph.E.Bach 青年時代のフルート音楽