献呈 女王陛下 音楽家たちはメランコリーを歌います

コンサート

消えろ、消えろ、つかの間の灯火、
人生は歩いている影にすぎぬ
<マクベス シェークスピア>

エリザベス王朝時代、貴族になりたかった音楽家。ジョン・ダウランド。リュート奏者としてヨーロッパ中にその名声は知れ渡っていながら、ついに宮廷人にはなれず、恋の歌を歌いながら、エリザベスを皮肉り、あるいはかの女王をメランコリーの対象として、リュートソングを多く書きました。

一方、陸軍大佐のトバイアス・ヒューム。彼の真骨頂は「リラ・ヴァイオル」。つまりヴィオラ・ダ・ガンバ。ルネサンスからバロックに移り変わる、イギリス音楽文化の頂点を極めた時期に、この偉業(異形?)の二人の音楽家の間には論争がありました。

今回のツアーは、演奏を通してこの二人の論争と表現のすばらしさと、両方を楽しんでいただこう言う企画です。

プログラム

Hume : Captain Humes Pavan : Lyra Viol Solo
Dowland : Come Again (Book I)
「帰っておいで」
Dowland : Come, Heavy Sleep (Book I)
「来たれ、眠き眠りよ」
Hume : Death & Life : Lyra Viol Solo
Dowland : What if I never Speed? (Book III)
「振られちゃったらどうしよう」
Improvisation:Lute Solo
グリーンスリーブス(作者不詳)のテーマによる即興演奏
Dowland : Flow my Tears (Book II)
「溢れよ、わが涙」
-----------------休憩-----------------
Dowland : Prelude & Frog Galliard:Lute Solo
Dowland : Now, O Now, I needs must Part (Book I)
「今こそ別れねばならぬ」
Dowland : Sorrow, Stay (Book II)
「悲しみよ、とどまれ」
Hume : A Humorous Pavan & Captain Humes Galliard : Lyra Viol Solo
Dowland : Fine Knacks for Ladies (Book II)
「ご婦人向きの素敵な小間物」
Johnson : Have you seen the Lilly grow
「輝く百合が花開くのを見たことがありますか」

演奏者

ヴィオラ・ダ・ガンバ、歌:宇田川貞夫
リュート:高本 一郎


山口 2009年2月21日(土)
18:00開場/18:30開演
入場料 当日:3,500円
前売り 3,000円
(全席自由席)
チケット取り扱い
河本 090-3633-4189
会場
山口信愛教会
山口県山口市後河原138→ 地図で見る


別府 2009年2月22日(日)
15:30開場/16:00開演
入場料 当日:3,000円
(全席自由席)
チケット取り扱い
富士屋Gallery 「一也百~はなやもも」0977-66-3251
会場
富士屋Gallery 「一也百~はなやもも」
大分県別府市鉄輪上1組(熱の湯通り石畳横)→ 地図で見る


岡山・竹原 2008年10月11日(土)
会場
笠井邸2階(街並み保存地区内)竹原市本町1丁目9-11
ご好評をもって終了しました。


大阪 2009年1月31日(土)
14:30開場/15:00開演
ご好評をもって終了しました。


奈良 2009年2月1日(日)
14:30開場/15:00開演
ご好評をもって終了しました。


東京 2009年2月6日(金)
18:30開場/19:00開演
ご好評をもって終了しました。


三重・津 2009年2月10日(水)
18:00開場/18:30開演
ご好評をもって終了しました。


名古屋 2009年2月15日(日)
18:30開場/19:00開演
ご好評をもって終了しました。


広島 2009年2月20日(金)
18:00開場/18:30開演
ご好評をもって終了しました。


このページの内容に関係する(かもしれない?)本、DVD、CDのリストです。


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