[朗読] 広島にチンチン電車の鐘が鳴る

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「広島にチンチン電車の鐘が鳴る」きむら けん (著), 高橋 透 (イラスト) を 浅岡理恵の朗読、宇田川貞夫の即興演奏でUSTREAM配信を行いました。
各章をクリックするとUSTREAMのアーカイブへとリンクします。
広島にチンチン電車の鐘が鳴る
目次(リンク)   あらすじ
第1章 時は昭和20年、男手を戦争にとられ、 代わりに軍都広島の交通網の担い手、 チンチン電車の運転手に起用されたのは16歳の女学生だった。
第2章(その1) 5月緑の風そよぐ中、ささやかな親子水入らずのひととき。
第2章(その2) お国のために、と張り詰めた日々にも思い描かれる青春の淡い恋、夢。
第3章(その1) 戦中、幼い少年たちの心は空想の中に放たれる。
第3章(その2) 空想を駆け巡る電車。健全な少年の心にも戦争への不安がにじむ。
第4章(その1) クリスマス間近、帰りの遅い母を迎に出る兄弟妹。
第4章(その2) 子供らしい夢も冷たく打ち砕く現実だが、母の優しさが暖かく心をつなぐ。
第5章(その1) 2ヶ月ぶりの姉の帰宅。電車好きの弟の羨望。
第5章(その2) 戦火がいよいよ厳しくなっていることは、姉の話の端々に聞いて取れる。
第6章(その1) 姉の運転する電車に初めて乗車する弟たち。
第6章(その2) 未来に希望をつなごうとするそれぞれの思い。
第7章(その1) 原子爆弾投下。その瞬間まで何も変わらない日常だった。
第7章(その2) 一転地獄の混乱
第7章(その3) 粉々に打ち砕かれた世界にひとり生き残った少年は・・・
第8章(その1) 妹の骨を携え、母と姉を探して歩き回る少年の目に電車の姿が。
第8章(その2) 壊滅状態の街。わずか3日後に電車を運転していたのは姉だった。
第8章(その3) 広島の顔とも言える電車の復旧は、傷ついた市民の明日に向かう力となった。


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